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親が買い物弱者になる前に

雑記 生活

今の俺は27歳で、親は還暦目前。

親父は新しいもの好きで、10数年前に当時としてはかなりハイスペックだった300万画素のデジカメを買ったり、これまた当時ではまだ珍しかった、写真を自宅で印刷するために VAIO とプリンタを購入したりしていた。

とはいえそれらを活用してるとは言いがたく、ほとんどはホコリをかぶっている状況だった。親戚が来た時に写真をその場で印刷して見せてドヤ顔するくらいしか使い道がなかった。一応インターネットは使っているようではあったが、日常的なものではない。

母親はもっとリテラシーが低く、なんとかインターネットの使い方を教えて料理のレシピなんぞを調べさせてみたものの、ふと気づけば「インターネットの文字が小さい」と言ってモニタの文字の読めない部分に虫眼鏡(物理的なもの)をあてて見ていた。


そんな親ももう還暦目前で、今はまだまだ元気であちこち旅行に行っているものの、20年経たないうちにきっと買い物弱者になってしまうのだろう。俺の実家は結構な田舎で、電車は単線で1時間に1本、自動改札なんてハイテクなものは存在せず乗り越し精算は自己申告するような田舎だ。

スーパーもコンビニも遠く、だから親が自分の足で買い物に行けなくなったらそれは即買い物弱者だ。だから、我々子供は、親が買い物弱者になる前に親の IT リテラシーを育てておくべきだ。

親がインターネットで買い物出来るようになれば、なんとか生活出来るだろう。
今の時代でも生活できるし、親が(本来)買い物弱者になるのはあと10年以上あるのでその頃には Amazon からではなく、俺の生まれ育った街に唯一あるセブンイレブンからすぐ配達してもらえるような、そんな便利なサービスがきっと出てくるだろう。そういうサービスを利用するのにもインターネットに触れておいたほうが良いし、何よりわからないことをインターネットで調べるクセがつけば普段の生活が凄く便利になる。

そんなわけで、1年ほど前に実家に無線 LAN と iPad を導入した。

簡単に使い方をレクチャーしてしばらく様子を見てたところ、素晴らしい効果があったと思う。何事も iPad で調べるようになっていて、親父は最近始めたそば打ちのやり方を YouTube で見ながら学んでいた。旅行に行くにもインターネットで安いプランを探してあちこち行っている。母親もクックパッドのアプリを使いこなしているようだ。FaceTime も使い、東京にいる孫との会話も楽しんでいる。

なにせ、俺が実家に帰った時に燻製を作ろうとして親父に肉の下準備の仕方を電話で聞いたところ、
「検索しろ!」と言われたくらいだ。ググレカスを聞ける日は近い。

というわけで、親が買い物弱者になる前に、タブレットをプレゼントする(レクチャーもする)というのは
かなり素晴らしい効果を持っていると思う。
インターネットに日常的に触れておけば、将来便利な配達サービスが始まった時もスムーズに受け入れられるだろう。

親にタブレットPCをプレゼント、オススメです。