サバイバル副業術
4章だけ面白かった。その他はいらない。
多分だけど俺はもうこの本を読むレベルを超えてるんじゃないかという気がする。収入的な意味ではなくて、仕事観という点ではこの本のレベルは低い。
面白い仕事をしたほうが面白いって話で何ページ割いてるの?そんなのFラン大学の俺ですら知ってるよ。セックスが気持ちいいってことくらい当たり前じゃんそれ。
冒頭の副業に関する統計データばっかり載せてるのもつまらねえ。「みんなやってるよ」ってことを知ったって1円もお金にならんて。不況だよねとか会社は信用ならないよねとかもいらねえ。それ知ってるからこの本買ったんだよ。
それに時給1000円が高額って。学生と同じかそれ以下じゃん!副業をやるというのはつまり社会人なのだから、学生の頃得られなかったノウハウがあるでしょう。その価値は活用しなくていいの?
全体として、副業を始めたい人が読むべき本ではない。副業学とでも言うべき学問を知りたい人向け。
唯一読む価値がある4章はいろんなパターンの副業が出て、それに伴なうライフスタイルが見れたのはよかった。副業と本業で相乗効果があって順調にいく人の話や、気分転換のスポーツとしてサッカーのコーチをしてわずかだけどお小遣いも貰ってる人、みたいないろんなパターンがあるね。この辺は知らないものが多数あったからよかった。副業カタログとでも言うべきか。
最後に、この本に言いたいこと。
楽しさと金銭的報酬はトレードオフじゃない。
- 作者: 荻野進介
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2009/07/16
- メディア: 新書
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