Kindle Oasis が最高オブ最高なので最高
ついに出ました防水 Kindle。
早速購入して使ってみたところ、最高かつ最高で、さらに最高ということが判明しました。さっそくレビューしてみたいと思います。
Kindle Oasis (Newモデル) 8GB、Wi-Fi、電子書籍リーダー
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2017/10/31
- メディア: エレクトロニクス
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僕は Kindle Paperwhite 初代、Kindle Paperwhite 二代目、そして今回の Kindle Oasis と計 3 台の Kindle 電子書籍リーダーを購入しています。その中でも抜群、ほぼ "完成" の領域に近づいたなという感覚を覚えました。
もはや言わずもがなではありますが改めて Kindle 電子書籍リーダーを紹介します。Kindle 電子書籍リーダーは電子インクを使ったディスプレイで、電子書籍をまるで紙のような感覚で読めるデバイスのことを指します。電子インク(または電子ペーパー)とは一言で言えば紙の表示に近いディスプレイです。液晶モニタのように光を照らすわけではないので眩しくなく、目が疲れません。
Kindle Oasis は Paperwhite と比べて、下記の点で進歩したように思います。
- 防水
- 7 インチディスプレイ(Paperwhite は 6 インチ)
- 物理ページめくりボタン
- 応答速度の改善
まず何より防水は最高です。お風呂で読めるからです。僕は本は紙より電子派なのですが、Kindle Paperwhite はお風呂に持ち込めないため、お風呂で読むために紙の本を買うことがありました。それももう終わり、Kindle Oasis 一本でいけます。今まで購入した大量の本をいつでもお風呂で読めるので最高です。デメリットとしては長湯してしまうので足の指がふやけてしまうことくらいでしょう。
僕は、人生を豊かにするためには本を読む時間を取る必要があると考えています。Kindle Oasis は間違いなく読書タイムを増やすことが出来るデバイスです。まだ Kindle Oasis が発売してから日が浅いので今後はどうなるかはわかりませんが、少なくとも現状、本を読む時間が大きく増えました。お風呂だとつい iPhone を見ることも無いので読書が大変はかどります。「読みたい本は色々あるけど時間が取れない」と思っている人はまず一度思考停止して Kindle Oasis をポチるのがベストな選択肢だと思います。そう思ってない人もまずは Kindle Oasis を買いましょう。話はそれからです。
応答速度の改善は目覚ましいです。かなり高速で、初代 Kindle Paperwhite のような画面反転の間のようなものが無くなりました。目覚ましい改善で、快適この上無いです。電子書籍の弱点であった「ページをパラパラとめくる」処理も現実的な使用感になっています。
物理ページめくりボタンについては、最初必要なのかいまいちイメージがつきませんでしたが、完全に必要なものでした。今までの画面タップだとフィードバックが無く、描画が遅いのかタップできてないのか悩む時がありました。今回からそのようなことが完全に無くなりより読書に集中できます。
現時点では非常に極まったデバイスです。最高オブ最高。とはいえ進化は今後もとどまるところは無いと思うので予想すると、より大きな画面とカラー化が挙げられるでしょう。より大きな画面になれば大判本や雑誌も難なく読めると思います。現状だとそれは無理で、基本は小説等の文字で構成された本か、あとは漫画くらいしか閲覧に適していません。大判本になればより用途は広がるでしょう。
Kindle の電子インクがカラー化するのもいずれ実現するはずです。ひょっとしたら次のバージョンでカラー化がやってくるかも知れません。僕は冒険記モノが好きで良く読むのですが、たびたび写真が挿入されており、それがモノクロなのは少々切ないところではあります。ちなみにカラー電子インクは技術自体は既に存在しています。
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Kindle に限らずですが、大型化してカラー化すれば、小学生はもはやランドセルに教科書を詰め込んで通学することが無くなるでしょう。ランドセルに入れるものが無くなるのでランドセル業界からの反発が予想されますが、なんとか未来の子供は紙の本を毎日運ぶ作業から解放されて欲しいものです。
ゆっくりとはいえ電子書籍は着実に広まっています。出版社各社には電子書籍の個人利用だけでなく、法人ライセンスの整備が求められていくのではないでしょうか。書籍は再販制度の絡みがあるので何かと難しいとは思いますが、このまま手をこまねいていても黒船襲来されて焼け野原になるだけのような気がするのでどうにか各社頑張って欲しいところです。
さて話が逸れてしまいましたが、Kindle Oasis 最高です。値段は強気ですが、Kindle Oasis を購入して得られるものは本体そのものだけではありません。「本を読む時間」を買えるのだと思います。Kindle は少なく見積もっても 2 年、ともすれば 5 年くらいは使えるデバイスだと思います。その間、Kindle を買ってない状態と比べて一体どれだけ読書時間が増えるのか。Kindle を買って読書時間が増えたことで得られる興奮や感動、知識知恵の量を考えれば、Kindle 本体の値段は大きな問題では無いのではと思います。